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断酒日記再び(10.1 月) - 最近のトピックスや弁当作り・断酒生活そのほかもろもろ日記

断酒日記再び(10.1 月)

■ 昨日もまた
 
 昨夜も、生ビール中1杯、缶ビール350ml2缶、焼酎水割り1杯、焼酎の炭酸割り1杯、日本酒1合を飲んでしまった。なんということ。体がだるい。


 昨日は、肺炎がほぼ治ったというので、妻が久しぶりにフィットネスにいった。子らの晩ご飯は私の役回りである。

 ところが、夕方、仕事上のことで思わぬ事態が起きて、梅田の本店に出張しなければならなくなった。午後4時過ぎのことである。

 出張先で仕事を終えたのが午後7時。梅田には私がよく立ち寄る立ち呑み「赤垣屋」がある。早く帰って子らの晩ご飯を作ってやらなければと思いながら、足は赤垣屋に向かった。

 1杯だけにしよう。これだけは守った。生ビール中1杯(300円)と、当てにポテトサラダ(100円)。5分ぐらいでビールを胃の腑に流し込み、子らに「8時30分には帰るからな」と電話を入れて電車に飛び乗った。

 家の近くの業務用スーパーに着いたのが8時20分である。今日は野菜の具だくさんのラーメンライスにしよう、そう思い、野菜数種類とスライス焼き豚ワンパックを買った。やや迷ったが、一緒にビール350ml2缶も買ってしまった。

 急いで家に帰り、ラーメンを作りながら、缶ビールを1缶飲み、子らにできあがったラーメンライスを食べさせて、私は2缶目のビールも飲んだ。

 あと片付けをしてゆっくりしていると、妻から電話があった。受話器をとると、「今、富田の駅近くの居酒屋『鹿万』にいるからこないか」という。

 妻は機嫌が悪いときはすこぶる悪いが、私と違って切り替えが早い。私の場合は何日も思いを引きずるのに、妻はけんかの翌日にはケロッとしている。見習いたい性格だ。それに肺炎も完治して体調もいいようである。

 私としては、既にビール中1杯に缶ビール2缶も飲んでしまっているから、いきたくはない。かといってこの誘いは断るわけにはいかない。ちゃんとこういう機会に融和しておかないとあとが恐いのである。

 鹿万には、チャリンコで15分ほど。私は子らに「お母さんを迎えにいってくるからな」と言い残して家をでた。

 鹿万につくと、妻はまぐろの刺身とポテトサラダを当てにビールを飲んでいた。私は向かいに座り焼酎の水割りを注文した。そのあとはお定まりである。妻とあれこれ話しながら、ついつい焼酎の炭酸割り、日本酒1合を追加したのだった。

 ああ、妻はまだ、アルコール依存症の恐ろしさを知らないのである。アルコールは自制できる、自制しないのは意思が弱いからと思っているのだ。

■ アルコール依存症とは

Sober World」というサイトに「アルコール依存症とは」と題してこうある。

 以前は「アル中」というと、仕事もせず昼間から酒におぼれ、なりふり構わずどこにでも寝てしまう… そんなイメージでした。それは、本人がだらしないためであって、原因は本人の人格にあるとされてました。近来になって、酒害(酒が本人と周囲に及ぼす害)が主婦層や青少年にも広がるようになって、捉え方も変わってきました。
酒が入るとコントロールをなくし自分の力では止められなくなる。そういう病気として考えられるようになり、名前も「アル中」から「アルコール依存症」に変わりました。(ぼくは「アル中」という言い方が好きです。)
 この病気のやっかいなのは、本人の身体・社会的立場など破壊していくだけでなく、家族も巻き込んで、人間関係の病気も作ってしまうことです。たとえば、自分は昨夜また酔っぱらってしまい何を言ったかしたか覚えてない。家族は白い眼で見ているような気がする。聞いてみるのも怖いし恥ずかしい… 「よし、今夜は飲むまい!」としばらくは思っているが、夕方ともなると不安な気持ちを忘れるために、また飲んでしまう。そして前後不覚。眼が覚めると口から血が出ていた。今度は何をしたんだろう!
 こうなると、どんどん深みにはまっていきます。
 本人は、飲酒->失敗->不安・自責->忘れるために飲酒->
 家族は、責める気持ちと許したい気持ちの狭間で葛藤します。本人の飲酒がひどくなるほどに葛藤の振幅も大きくなり、なによりも生活のリズムが完全にくるってしまいます。
ついには、なんのために飲むのかも分からず飲み続けて、酒が生活すべてを支配するようになります。

 
 私の場合は、明らかにアルコール依存症に陥っていて、体がアルコールにむしばまれているのに、それなりに家庭生活や社会生活を営むことができている。

 癌が体深くで増殖するように、アルコールに心も体も侵食されているのに、今はそれが表面上に現れていない。しかし、表にでたときはもう手遅れなのである。わかっているのだ。わかってはいるのだ。




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