断酒日記再び(10/28)
■ 肝臓の叫び
昨日は土曜日で、通常なら週休日だが、仕事が入ったので会社に出勤した。
何か、体がだるい。全身の倦怠感で気分がどんよりしている。小便がやけに黄色い。胸のまわりがかゆい。脇腹に鈍痛がある。肝臓が叫んでるなあ、そう思いながら仕事をした。
それはそうである。2日や3日断酒したところで、数十年かけて痛め続けてきた肝臓が、そう簡単に元に戻る訳がない。
それに、肝臓は沈黙の臓器だといわれる。壊れてしまうまで何も文句をいわずにせっせと働く。壊れたときはもう手遅れなのである。
俺の肝臓はどこまで壊れているのだろう。もう復旧するのは無理なのだろうか。そんなことを考えながら、私は仕事を続けた。
午後5時、終業のチャイムが鳴った。妻はフィットネス。早く帰って子らの晩ご飯を作らなければならない。
■ ビール
午後5時20分過ぎ、家にたどりついて冷蔵庫をみると、鶏の胸肉少々と野菜が各種ある。私は胸肉の唐揚げ、野菜の天ぷら、白菜と鯖缶の煮物を作ることにした。
子らに夕食を食べさせ、私は、3日前に借りてきておいた「13人の刺客」のビデオを観た。楽しみにしていたのだが、なんとも大層でそんなに面白くはなかった。
ビデオを観ながら、私はふっと思った。
(仕事やごはん作りや、こうしてビデオを観たりしながら1日を過ごしているけど、その間中、俺はずっとアルコールのことを、頭のどこかで考え続けているなあ)
10時過ぎに妻が帰ってきた。
私が風呂に入り出てくると、妻がいった。
「冷蔵庫に昨日あんたに買ってきたビールがあるけど飲んでいい?」
家に帰ってきて冷蔵庫を開けたとき、いの1蟠に私の視線に入ってきたそのビールである。
私は答えた。
「ああ、いいよ」
1日断酒、達成。
電子出版プラットフォーム「パブー」から、田中かわずのペンネームで、400字詰め原稿用紙で10枚程度の短編小説「桜」「みっちゃんへ」「ピヨピヨ」「ベロの辛抱」、中編小説「おばあちゃんへの贈り物」を電子出版しました。無料です。よかったら読んでね。
エッセイ「オレのリハビリ日記」をパブーから有料で電子出版しました。300円です。よかったら買って読んでね。
昨日は土曜日で、通常なら週休日だが、仕事が入ったので会社に出勤した。
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それはそうである。2日や3日断酒したところで、数十年かけて痛め続けてきた肝臓が、そう簡単に元に戻る訳がない。
俺の肝臓はどこまで壊れているのだろう。もう復旧するのは無理なのだろうか。そんなことを考えながら、私は仕事を続けた。
午後5時、終業のチャイムが鳴った。妻はフィットネス。早く帰って子らの晩ご飯を作らなければならない。
■ ビール
午後5時20分過ぎ、家にたどりついて冷蔵庫をみると、鶏の胸肉少々と野菜が各種ある。私は胸肉の唐揚げ、野菜の天ぷら、白菜と鯖缶の煮物を作ることにした。
子らに夕食を食べさせ、私は、3日前に借りてきておいた「13人の刺客」のビデオを観た。楽しみにしていたのだが、なんとも大層でそんなに面白くはなかった。
ビデオを観ながら、私はふっと思った。
(仕事やごはん作りや、こうしてビデオを観たりしながら1日を過ごしているけど、その間中、俺はずっとアルコールのことを、頭のどこかで考え続けているなあ)
10時過ぎに妻が帰ってきた。
私が風呂に入り出てくると、妻がいった。
「冷蔵庫に昨日あんたに買ってきたビールがあるけど飲んでいい?」
家に帰ってきて冷蔵庫を開けたとき、いの1蟠に私の視線に入ってきたそのビールである。
私は答えた。
「ああ、いいよ」
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