断酒日記再び(10/29)
■ 妻の誘い
今日も飲んでしまった。ビール中ジョッキ1杯とビールの中瓶1本。
昨日、三宮のネットカフェで横になる前に、断酒4日目にして酒を飲んでしまったことを悔い、明日こそは1日断酒をと誓ったのだったが、その誓いを守ることはできなかった。
今日の夕方、妻から携帯に電話が入った。
「今日は職場でとても嫌なことがあってん。今から駅近のジャンカラで歌でも歌って気分を発散させたいから一緒にいけへん?」
妻はカラオケ大好き人間である。1ヶ月に2、3回は、私や友達とジャンカラにいく。
(ジャンカラは持ち込み自由やから、きっと缶ビールを買ってくるやろなあ)そう思ったが、私にジャンカラの誘いを断る勇気はない。
「わかった。後から追いかけていくわ」そう、私は返事した。
ジャンカラで合流して、私たちは午後5時30分過ぎから2時間余り歌を歌った。案の上、妻は缶ビールとチューハイを買ってきていた。しかし、妻は「飲めへんの?」と怪訝な様子だったが、私は言葉を濁してここではなんとかビールを我慢した。
職場で、妻は、余程、嫌な思いをしたらしい。歌を歌いながら、ときどき目頭を拭いている。これはめずらしいことである。
■ 酒を飲む
ジャンカラを出ると、腹がぺこぺこにすいていて、その上、2時間あまり歌いっぱなしだったから、喉もカラカラだ。
ジャンカラの横にある居酒屋に入ることにした。まずは飲み物の注文。私はちょっと口をつける程度で我慢しておこうと思ってビールを注文した。妻はすでにジャンカラでチューハイと缶ビールを飲んでいてやや酔いが回っていて、冷酒を注文した。
料理も適当に注文し、妻の愚痴を聞いた。
妻は小学校の障害を持つ子たちの支援のために、非常勤教員として週に3回、ある小学校で働いているのだが、担任の先生がちゃんと子どもを見ようとせずに、非常勤の妻にばかり仕事を押し付けてくる。あまつさえ、少ない休憩時間が終わって急いで教室にいかなければならないときに、つまらない世間話をしてきて妻の邪魔をする。
で、今日、遂に、我慢がならず、チャイムが鳴って話しかけられたときに「もう、ほっといてください」といってしまった。担任の先生はムッとした様子だったが、私は悪くない。本当に悔しい。
そういった内容である。
よくある話だなあと、うんうん相槌を打ちながら話を聞いていると、妻が「あれ?ビール飲まないの?」と尋ねてきた。「うーん、ちょっとな」と私が言葉を濁すと、「飲まないんやったら注文せんかったらよかったのに」と不服そうである。
その言葉に、なぜか私はカチンときた。それにカラオケで歌いすぎて喉がカラカラである。
後はもういけない。私は、何もいわずその生ビールを一気にあおって、なおかつ、瓶ビールを追加したのである。
こうして、私の今日の1日断酒の誓いははかなくも潰えた。
しかし、落胆も悲嘆もしないでいようと思う。ただ単に、1日断酒ができなかっただけのことである。
昨日の日記にも書いたが、坂本九の歌にもあるではないか。明日がある、明日がある、明日があるさ、と。
明日こそ1日断酒をしよう。
電子出版プラットフォーム「パブー」から、田中かわずのペンネームで、400字詰め原稿用紙で10枚程度の短編小説「桜」「みっちゃんへ」「ピヨピヨ」「ベロの辛抱」、中編小説「おばあちゃんへの贈り物」を電子出版しました。無料です。よかったら読んでね。
エッセイ「オレのリハビリ日記」をパブーから有料で電子出版しました。300円です。よかったら買って読んでね。
今日も飲んでしまった。ビール中ジョッキ1杯とビールの中瓶1本。
昨日、三宮のネットカフェで横になる前に、断酒4日目にして酒を飲んでしまったことを悔い、明日こそは1日断酒をと誓ったのだったが、その誓いを守ることはできなかった。
「今日は職場でとても嫌なことがあってん。今から駅近のジャンカラで歌でも歌って気分を発散させたいから一緒にいけへん?」
妻はカラオケ大好き人間である。1ヶ月に2、3回は、私や友達とジャンカラにいく。
(ジャンカラは持ち込み自由やから、きっと缶ビールを買ってくるやろなあ)そう思ったが、私にジャンカラの誘いを断る勇気はない。
「わかった。後から追いかけていくわ」そう、私は返事した。
ジャンカラで合流して、私たちは午後5時30分過ぎから2時間余り歌を歌った。案の上、妻は缶ビールとチューハイを買ってきていた。しかし、妻は「飲めへんの?」と怪訝な様子だったが、私は言葉を濁してここではなんとかビールを我慢した。
職場で、妻は、余程、嫌な思いをしたらしい。歌を歌いながら、ときどき目頭を拭いている。これはめずらしいことである。
■ 酒を飲む
ジャンカラを出ると、腹がぺこぺこにすいていて、その上、2時間あまり歌いっぱなしだったから、喉もカラカラだ。
ジャンカラの横にある居酒屋に入ることにした。まずは飲み物の注文。私はちょっと口をつける程度で我慢しておこうと思ってビールを注文した。妻はすでにジャンカラでチューハイと缶ビールを飲んでいてやや酔いが回っていて、冷酒を注文した。
料理も適当に注文し、妻の愚痴を聞いた。
妻は小学校の障害を持つ子たちの支援のために、非常勤教員として週に3回、ある小学校で働いているのだが、担任の先生がちゃんと子どもを見ようとせずに、非常勤の妻にばかり仕事を押し付けてくる。あまつさえ、少ない休憩時間が終わって急いで教室にいかなければならないときに、つまらない世間話をしてきて妻の邪魔をする。
で、今日、遂に、我慢がならず、チャイムが鳴って話しかけられたときに「もう、ほっといてください」といってしまった。担任の先生はムッとした様子だったが、私は悪くない。本当に悔しい。
そういった内容である。
よくある話だなあと、うんうん相槌を打ちながら話を聞いていると、妻が「あれ?ビール飲まないの?」と尋ねてきた。「うーん、ちょっとな」と私が言葉を濁すと、「飲まないんやったら注文せんかったらよかったのに」と不服そうである。
その言葉に、なぜか私はカチンときた。それにカラオケで歌いすぎて喉がカラカラである。
後はもういけない。私は、何もいわずその生ビールを一気にあおって、なおかつ、瓶ビールを追加したのである。
こうして、私の今日の1日断酒の誓いははかなくも潰えた。
しかし、落胆も悲嘆もしないでいようと思う。ただ単に、1日断酒ができなかっただけのことである。
昨日の日記にも書いたが、坂本九の歌にもあるではないか。明日がある、明日がある、明日があるさ、と。
明日こそ1日断酒をしよう。
電子出版プラットフォーム「パブー」から、田中かわずのペンネームで、400字詰め原稿用紙で10枚程度の短編小説「桜」「みっちゃんへ」「ピヨピヨ」「ベロの辛抱」、中編小説「おばあちゃんへの贈り物」を電子出版しました。無料です。よかったら読んでね。
エッセイ「オレのリハビリ日記」をパブーから有料で電子出版しました。300円です。よかったら買って読んでね。
ブログランキングにも参加しています。よかったらポチっとお願いします。
- 関連記事
-
- 断酒日記再び(10/28) (2012/10/28)
- 断酒日記再び(10/29) (2012/10/28)
- 断酒日記再び(10/29) (2012/10/31)
- 断酒日記再び(10/30) (2012/10/31)
- 断酒日記再び(10/31) (2012/11/01)
いい記事だなって思ったらポチっと応援をお願いします。
にほんブログ村
ランチブログ ブログランキングへ
タグキーワード
- No Tag