断酒日記再び(10/31)
■ 妻の怒り
昨日は、妻が夕方定期的に通っている病院にいったので、私は、立ち呑み屋に寄って1杯飲んだ後、用事を済ませて家に帰り、子らの食事を作った。
野菜の掻き揚げ、キャベツとツナの和え物、それに味噌汁。
一杯飲んでいたことと疲れが重なって、午後10時に寝入ってしまった。
妻が、明日の子らの朝食のために、食パンと牛乳を買ってきてよとさかんに声をかけてきていたが、私は体がけだるくてその求めを無視して眠った。
朝、6時前に目を覚まして、昨夜の妻の言葉を思い出し、私は急ぎコンビニに食パンと牛乳を買いに走り、家に帰ってきて、私と子らの弁当を作った。
妻はいつもは1週間に3日、1日おきの勤務だが、今週は頭から3日連続勤務だったため疲れきっていて、弁当づくりは私が担当することにしたのである。
昨夜の残りの野菜の掻き揚げ、ピーマン炒め佃煮和え、魚のフライを弁当に詰めた。
弁当を作って着替えを済ませ、家を出ようとしたとき、妻が起きてきて食卓の上に置いている食パンと牛乳を見て「何よ、これ!」そうどなった。
「夕べ、あんなに頼んだのに買いにいかずに、今頃買ってきて。私は今朝の子どもの食事をどうしようかと夕べからずっと気にかけていたのよ! それを今頃になって買ってくるやなんて」
人が聞けばほんとに些細なことが夫婦喧嘩の原因になる。まして、夫婦間に信頼関係が築けていない場合はなおさらだ。そのことはこれから、この断酒日記でも折りに触れて書いていくことになるだろうが、妻は私を心の底から軽蔑しているから、何かにつけ私の言動が気に入らないのである。
そのくせ寂しがり屋さんで、1人で行動するのがイヤだから、カラオケや居酒屋に私を誘ったりする。
■ 生き地獄
妻は怒りに震えながら重ねて私に言った。「今日は仕事が終わったら人と会うから、あんたは早く帰ってきて子らの晩ご飯をちゃんと作ってよ。あんたとの生活は私にとっては生き地獄そのものなんやから!」
なぜ、生き地獄なのか。このこともいずれ書く機会があるかもしれない。ここではこれ以上この点には触れない。
私には返す言葉はない。自己卑下的にいうのではない。妻の怒りの原因は私にある。それは私にもわかっている。
もし、ここで、「今日は断酒会にいきたいんや」とでも言おうものなら、「何を言っているのよ。また、自分のことばかり考えて。もう少し家全体のことを考えてよ。何もかも私に寄りかからないでちょうだい。それに断酒会にいくならいくでもっと早くいってよ」と猛反発がくるのは分かりきっている。
仕方ない。今日の断酒会の出席は諦めよう。私は口をつぐんだ。
会社に向けてチャリンコを走らせながら、私は私に向かって「あんたとの生活は生き地獄なんやから」とはき捨てた妻の言葉を思い出した。
私は酒を飲むためにつくった多額の借金を、妻にひた隠しに隠している。本当の生き地獄はこれからかも知れない。
会社に向かう道すがらに大きな橋がある。橋の下を見下ろすと流れは穏やかである。
いつもはその清く穏やかな流れに何か別世界を見るような気がしてホッと心を和ますのだが、今朝の私にはその清流が黒く汚く濁って見えた。
■ 立ち呑みと夕食
午後5時過ぎに会社を出て、チャリンコを家に向かって走らせた。途上、いつもの立ち呑み屋の前で時計を見ると午後5時30分。聡が高校から家に帰ってくるのが午後7時30分過ぎである。
時間はある。今日の断酒会の出席は諦めた。私は何かに繰られるように立ち呑み屋に入った。飲んだのは、おでんのじゃがいもと卵を当てに、ビールの大瓶1本と芋焼酎の水割り1杯。
業務用スーパーに立ち寄り、晩ご飯の材料を買った。焼きそばにしようと考えていたので、そば玉5個、たまねぎ、もやし、ウィンナーを買った。ついでに350mlの缶ビール。
家に帰って急いでホットプレートを出して焼きそばを作り、子らを食卓に呼んだ。私は子らが焼きそばを食べる姿を見ながら缶ビール。
妻の帰りは遅かった。
何か暗澹たる1日だったが、ここで負けるわけにはいかない。
どうにかしなければならない。何を? 何もかもである。まずは断酒。それが第1歩だ。
電子出版プラットフォーム「パブー」から、田中かわずのペンネームで、400字詰め原稿用紙で10枚程度の短編小説「桜」「みっちゃんへ」「ピヨピヨ」「ベロの辛抱」、中編小説「おばあちゃんへの贈り物」を電子出版しました。無料です。よかったら読んでね。
エッセイ「オレのリハビリ日記」をパブーから有料で電子出版しました。300円です。よかったら買って読んでね。
昨日は、妻が夕方定期的に通っている病院にいったので、私は、立ち呑み屋に寄って1杯飲んだ後、用事を済ませて家に帰り、子らの食事を作った。
野菜の掻き揚げ、キャベツとツナの和え物、それに味噌汁。
一杯飲んでいたことと疲れが重なって、午後10時に寝入ってしまった。
妻が、明日の子らの朝食のために、食パンと牛乳を買ってきてよとさかんに声をかけてきていたが、私は体がけだるくてその求めを無視して眠った。
妻はいつもは1週間に3日、1日おきの勤務だが、今週は頭から3日連続勤務だったため疲れきっていて、弁当づくりは私が担当することにしたのである。
昨夜の残りの野菜の掻き揚げ、ピーマン炒め佃煮和え、魚のフライを弁当に詰めた。
弁当を作って着替えを済ませ、家を出ようとしたとき、妻が起きてきて食卓の上に置いている食パンと牛乳を見て「何よ、これ!」そうどなった。
「夕べ、あんなに頼んだのに買いにいかずに、今頃買ってきて。私は今朝の子どもの食事をどうしようかと夕べからずっと気にかけていたのよ! それを今頃になって買ってくるやなんて」
人が聞けばほんとに些細なことが夫婦喧嘩の原因になる。まして、夫婦間に信頼関係が築けていない場合はなおさらだ。そのことはこれから、この断酒日記でも折りに触れて書いていくことになるだろうが、妻は私を心の底から軽蔑しているから、何かにつけ私の言動が気に入らないのである。
そのくせ寂しがり屋さんで、1人で行動するのがイヤだから、カラオケや居酒屋に私を誘ったりする。
■ 生き地獄
妻は怒りに震えながら重ねて私に言った。「今日は仕事が終わったら人と会うから、あんたは早く帰ってきて子らの晩ご飯をちゃんと作ってよ。あんたとの生活は私にとっては生き地獄そのものなんやから!」
なぜ、生き地獄なのか。このこともいずれ書く機会があるかもしれない。ここではこれ以上この点には触れない。
私には返す言葉はない。自己卑下的にいうのではない。妻の怒りの原因は私にある。それは私にもわかっている。
もし、ここで、「今日は断酒会にいきたいんや」とでも言おうものなら、「何を言っているのよ。また、自分のことばかり考えて。もう少し家全体のことを考えてよ。何もかも私に寄りかからないでちょうだい。それに断酒会にいくならいくでもっと早くいってよ」と猛反発がくるのは分かりきっている。
仕方ない。今日の断酒会の出席は諦めよう。私は口をつぐんだ。
会社に向けてチャリンコを走らせながら、私は私に向かって「あんたとの生活は生き地獄なんやから」とはき捨てた妻の言葉を思い出した。
私は酒を飲むためにつくった多額の借金を、妻にひた隠しに隠している。本当の生き地獄はこれからかも知れない。
会社に向かう道すがらに大きな橋がある。橋の下を見下ろすと流れは穏やかである。
いつもはその清く穏やかな流れに何か別世界を見るような気がしてホッと心を和ますのだが、今朝の私にはその清流が黒く汚く濁って見えた。
■ 立ち呑みと夕食
午後5時過ぎに会社を出て、チャリンコを家に向かって走らせた。途上、いつもの立ち呑み屋の前で時計を見ると午後5時30分。聡が高校から家に帰ってくるのが午後7時30分過ぎである。
時間はある。今日の断酒会の出席は諦めた。私は何かに繰られるように立ち呑み屋に入った。飲んだのは、おでんのじゃがいもと卵を当てに、ビールの大瓶1本と芋焼酎の水割り1杯。
業務用スーパーに立ち寄り、晩ご飯の材料を買った。焼きそばにしようと考えていたので、そば玉5個、たまねぎ、もやし、ウィンナーを買った。ついでに350mlの缶ビール。
家に帰って急いでホットプレートを出して焼きそばを作り、子らを食卓に呼んだ。私は子らが焼きそばを食べる姿を見ながら缶ビール。
妻の帰りは遅かった。
何か暗澹たる1日だったが、ここで負けるわけにはいかない。
どうにかしなければならない。何を? 何もかもである。まずは断酒。それが第1歩だ。
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