断酒日記再び(11/11 4日目断酒)
■ 4日目断酒
昨日は土曜日、会社は休みである。
3週間前は、水曜日に断酒会に出席して(→掲載ページ)、水、木、金と3日間飲まず、4日目に再飲酒してしまった。
今回はその轍を踏むわけにはいかない。
そんなことを朝から考えていると、やたらとビールや焼酎の顔が脳裏に浮かんできた。
他のことを考えてすごそう。
断酒ブログをサーフィンした。小原庄助さん、サーちゃん、こうこ6324さん、etc…
それぞれにすさまじい飲酒体験、断酒体験を経験されている。
■ 断酒会での経験談
そういえば、先週の断酒会(→掲載ページ)で、参加されてた方がこんな経験談を話されたことを思い出した。
70歳前後の男性である。
連続飲酒で身も心もボロボロ、家庭も社会生活もすべてを失った。アルコール専門病院に運び込まれ、車椅子生活が始まった。歩くことはもちろん、立ち上がることもできないのである。りんごと柿の味の違いもわからない。自分の名前も思い出せない。もちろん、見舞い客が誰かも思い出せない。手足の自由が利かない。食事は赤ちゃんエプロンをつけて、介護士さんにスプーンで運んでもらうしかない。そんな状態だった。
数ヶ月後、容態が落ち着いてから、車椅子で断酒会に行くようになった。毎日、毎日、例会回りをした。そして、断酒会の例会に助けられて今がある。
要約すれば、そんなことをしっかりした口調で淡々と話された。
事業自得とはいえ、皆さん、本当に苦労されて今があるのである。
それに比べれば、私のアルコール依存度など軽い、軽い。
けど、そういう考えはいけない。再飲酒のもとだ。私は私なりの断酒を私なりに継続していかなくてはならない、そう思う。
■ 夕食
昼からは、用事があって外出した。妻から、医者にいって大分体調がいいので、これからフィットネスに行く。子らの晩ご飯お願いね、というメールがきた。
さて、晩ご飯はどうしよう。金もないから焼きそばでもしようか。
夕方、業務用スーパーに立ち寄って、焼きそばの材料を買った。相変わらず、アルコール飲料コーナーが、私を名指しで呼んでいるが、なんとかスルーした。
家に帰って材料を切りそろえ、電気プレートを出して焼きそばを焼いた。子らを2階から呼んで、さあ、夕食だ。
無性にビールが飲みたい。
(嫁さんはいてへんし、缶ビール1本やったらなんてことない。たった1本や。350ミリリットル1本ぐらいじゃ飲んだことにはならん。ブログでは飲まなんだことにしといたらええやないか。さあ、業務用スーパーにひとっ走りや)
さかんにもう一人の私が、私にけしかける。
喉が渇いている。お茶をガバガバ飲むと、腹だけはチャポンチャポンしてきたが、相変わらず喉が乾く。
(小原庄助さんや皆んながブログに書いてはる断酒体験を思い出せ。断酒会のみんなの体験談を思い出せ。それに比べれば、おまえの苦しみなんか屁みたいなもんやないか! それにこの焼きそばにがっついてる子らを路頭に迷わすわけにはいかんやないか!)
頭の中で問答を繰り返す。
何が決め手で我慢できたのか。私にもよくわからない。が、私はなんとかこの危機を切り抜けた。
かくして、1日断酒、そして4日目断酒達成である。しかし、なんとも危うい。
とにかく、1日断酒あるのみ。
■ 足がつる
ここ数日、寝ているとときに足がつる。寝間で体勢を変えると、急に足がつって痛くて身動きできないときがある。
朝、目覚めて、布団の中で伸びをしようものなら、間違いなく足がつる。
庄助さんのブログに、アルコール依存の禁断症状の一つとして、こむら返りが頻繁に起きたと書いてあった(→掲載ページ)。ひょっとすると、この足つりも禁断症状なのかもしれない。
運動不足が原因だろうと思っていたが、やや気にかかる。
電子出版プラットフォーム「パブー」から、田中かわずのペンネームで、400字詰め原稿用紙で10枚程度の短編小説「桜」「みっちゃんへ」「ピヨピヨ」「ベロの辛抱」、中編小説「おばあちゃんへの贈り物」を電子出版しました。無料です。よかったら読んでね。
エッセイ「オレのリハビリ日記」をパブーから有料で電子出版しました。300円です。よかったら買って読んでね。
昨日は土曜日、会社は休みである。
3週間前は、水曜日に断酒会に出席して(→掲載ページ)、水、木、金と3日間飲まず、4日目に再飲酒してしまった。
そんなことを朝から考えていると、やたらとビールや焼酎の顔が脳裏に浮かんできた。
他のことを考えてすごそう。
断酒ブログをサーフィンした。小原庄助さん、サーちゃん、こうこ6324さん、etc…
それぞれにすさまじい飲酒体験、断酒体験を経験されている。
■ 断酒会での経験談
そういえば、先週の断酒会(→掲載ページ)で、参加されてた方がこんな経験談を話されたことを思い出した。
70歳前後の男性である。
連続飲酒で身も心もボロボロ、家庭も社会生活もすべてを失った。アルコール専門病院に運び込まれ、車椅子生活が始まった。歩くことはもちろん、立ち上がることもできないのである。りんごと柿の味の違いもわからない。自分の名前も思い出せない。もちろん、見舞い客が誰かも思い出せない。手足の自由が利かない。食事は赤ちゃんエプロンをつけて、介護士さんにスプーンで運んでもらうしかない。そんな状態だった。
数ヶ月後、容態が落ち着いてから、車椅子で断酒会に行くようになった。毎日、毎日、例会回りをした。そして、断酒会の例会に助けられて今がある。
要約すれば、そんなことをしっかりした口調で淡々と話された。
事業自得とはいえ、皆さん、本当に苦労されて今があるのである。
それに比べれば、私のアルコール依存度など軽い、軽い。
けど、そういう考えはいけない。再飲酒のもとだ。私は私なりの断酒を私なりに継続していかなくてはならない、そう思う。
■ 夕食
昼からは、用事があって外出した。妻から、医者にいって大分体調がいいので、これからフィットネスに行く。子らの晩ご飯お願いね、というメールがきた。
さて、晩ご飯はどうしよう。金もないから焼きそばでもしようか。
夕方、業務用スーパーに立ち寄って、焼きそばの材料を買った。相変わらず、アルコール飲料コーナーが、私を名指しで呼んでいるが、なんとかスルーした。
家に帰って材料を切りそろえ、電気プレートを出して焼きそばを焼いた。子らを2階から呼んで、さあ、夕食だ。
無性にビールが飲みたい。
(嫁さんはいてへんし、缶ビール1本やったらなんてことない。たった1本や。350ミリリットル1本ぐらいじゃ飲んだことにはならん。ブログでは飲まなんだことにしといたらええやないか。さあ、業務用スーパーにひとっ走りや)
さかんにもう一人の私が、私にけしかける。
喉が渇いている。お茶をガバガバ飲むと、腹だけはチャポンチャポンしてきたが、相変わらず喉が乾く。
(小原庄助さんや皆んながブログに書いてはる断酒体験を思い出せ。断酒会のみんなの体験談を思い出せ。それに比べれば、おまえの苦しみなんか屁みたいなもんやないか! それにこの焼きそばにがっついてる子らを路頭に迷わすわけにはいかんやないか!)
頭の中で問答を繰り返す。
何が決め手で我慢できたのか。私にもよくわからない。が、私はなんとかこの危機を切り抜けた。
かくして、1日断酒、そして4日目断酒達成である。しかし、なんとも危うい。
とにかく、1日断酒あるのみ。
■ 足がつる
ここ数日、寝ているとときに足がつる。寝間で体勢を変えると、急に足がつって痛くて身動きできないときがある。
朝、目覚めて、布団の中で伸びをしようものなら、間違いなく足がつる。
庄助さんのブログに、アルコール依存の禁断症状の一つとして、こむら返りが頻繁に起きたと書いてあった(→掲載ページ)。ひょっとすると、この足つりも禁断症状なのかもしれない。
運動不足が原因だろうと思っていたが、やや気にかかる。
電子出版プラットフォーム「パブー」から、田中かわずのペンネームで、400字詰め原稿用紙で10枚程度の短編小説「桜」「みっちゃんへ」「ピヨピヨ」「ベロの辛抱」、中編小説「おばあちゃんへの贈り物」を電子出版しました。無料です。よかったら読んでね。
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