断酒日記再び(11/18 妻からの誘い)
■ インターネットカフェ
昨日は、日曜日。私は夜に弱く、朝に強い。妻は、その逆で夜に強く、朝に弱い。
朝、6時過ぎに目覚めた。
これから居間や台所でガタガタしてると、妻が起きてきて「静かにしてよ! まだ、みんな寝てるんだから」なんてお叱りを受けることはわかっているから、初めての経験だが、JR高槻駅近くのインターネットカフェに行ってみた。
インターネットカフェは、9時までに入れば4時間500円のモーニング料金で楽しむことができる。
ブログに小1時間、記事を書き込んだ後、映画を見た。北野武の「HANABI」 。随分前の作品だが、確か、ヨーロッパの映画祭りで何か賞を貰ってた気がする。
数週間前、インターネットカフェで同じ北野武の「アウトレイジ」を観たが、私はあまり面白みを感じなかった。
さて、「HANABI」はどんなんだろうと思って観たのだが、感想はアウトレイジと一緒だね。さして面白みを感じなかった。北野ワールドはどうも私には肌が合わない。
■ その夕食、金欠につき
午後、家に帰ると妻がいない。娘の由美に聞くとフィットネスに行ったという。これはきっと遅くなる。
断酒ブログをネットサーフィンしていると、すぐに時間が過ぎて夕方だ。
さて、夕食は何にしようと冷蔵庫を見ると、ウィンナー3本、ちくわ2本、たまねぎ半個、じゃがいも1個、かぼちゃ1/3個があるのみ。ポケットに400円。
さてさて、何を作ろうか。そうだ。久しぶりにオムレツにしよう。で、業務用スーパーに買い物にいった。
400円で買えるものを物色する。
オムレツの必需品、たまご1パック138円、ケチャップ同じく138円。オムレツだけではチト寂しいから、もやし(30円)に納豆(89円)。締めて395円。
ウィンナー、ちくわ、ジャガイモ、かぼちゃをみじんに切って、塩こしょうして炒めあわせ、そこにごはんを足してさらに炒め合わせてケチャップを混ぜ込む。
溶き卵をフライパンに流し込み、炒め合わせたごはんを適当に卵の上にのせて、卵で巻き込む。このときの注意点。決して卵は焼きすぎてはいけない。まだ表面がじゅくじゅくぐらいのほうがいい。まあ、それは人それぞれの好みではあるけどね。
もやしは軽く湯がいて適当に切り、納豆と和えた。これが結構イケるんだ。で、できあがった夕食がこれ。
子らにはチト不足だろうが、まあ、給料前にて許してケロ。
そんなんやったら、インターネットカフェなんかいかずに、夕食代にすればいいのに、との声が聞こえる。本当だね。子らよ許してケロケロ。
北野武のバイオレンス映画に「その男、凶暴につき」という映画があった。
アウトレイジとHANABIを観たから、この映画の内容も大体想像がつく。もう観ようとは思わないが、今日の夕食はその題名をもじって「その夕食、金欠につき」といったところだ。
飲酒欲求はまだ相変わらずで、オムライスを作っている間、冷凍庫のバーボンがかしましかったが、無視してやった。
そういえば、北野武の映画は、アウトローたちが主人公だから、アル中やヤク中がでてきてもおかしくないけど、あまり出てこないね。その方面に北野武の関心はないんだろうか。
■ 妻からの電話
フィットネスに行っている妻から、10時30分過ぎに電話がかかってきた。
「今、富田駅やねん。ねえ、迎えにきてくれへん」
迎えにこいというのは、一緒に飲もうという誘いである。断酒を開始してから始めての誘いである。
いつかはこの関門がくるとは覚悟していたが、とうとうそのときがきた。
何気ない風を装って、断酒を始めたこと(→掲載ページ)と、断酒会に入会したこと(→掲載ページ)を妻に告げているから、ひょっとするとこんなお誘いはもうないかも知れないと思っていたが甘かった。
しかし、覚悟はしていたから、私は「わかった。着替えてすぐいくわ。いつもの店でええんやな」と答えた。
(大丈夫や。おとといのA君と別れた後のあの強烈な飲酒欲求(→掲載ページ)も我慢することができたやないか。今回だって大丈夫、きっと大丈夫や。1回は通らんとあかん道や。早いほうがいい)
そう自分に言い聞かせ、着替えていると、妻から再度の電話である。
妻はあっさりいった。
(やっぱ、今日はやめとくわ。最終のバスで帰る)
私はまったく拍子抜けである。(こんなにしっかり決意したのにそれはないやろ)
人間の心は定まらない。いい加減なものである。
わたしはいった。「ええやん、迎えにいくやん。いつものとこでまっときや」
ちょっと間があって「いや、いい、やっぱりバスで帰る」そういって妻からの電話は切れた。
妻にも何か思うところがあったのだろう。
私の心の中に、このとき、安心と落胆とが交錯したが、なにはともあれこれで、12日目断酒達成である。
1日断酒これあるのみ。
電子出版プラットフォーム「パブー」から、田中かわずのペンネームで、400字詰め原稿用紙で10枚程度の短編小説「桜」「みっちゃんへ」「ピヨピヨ」「ベロの辛抱」、中編小説「おばあちゃんへの贈り物」を電子出版しました。無料です。よかったら読んでね。
エッセイ「オレのリハビリ日記」をパブーから有料で電子出版しました。300円です。よかったら買って読んでね。
昨日は、日曜日。私は夜に弱く、朝に強い。妻は、その逆で夜に強く、朝に弱い。
朝、6時過ぎに目覚めた。
これから居間や台所でガタガタしてると、妻が起きてきて「静かにしてよ! まだ、みんな寝てるんだから」なんてお叱りを受けることはわかっているから、初めての経験だが、JR高槻駅近くのインターネットカフェに行ってみた。
ブログに小1時間、記事を書き込んだ後、映画を見た。北野武の「HANABI」 。随分前の作品だが、確か、ヨーロッパの映画祭りで何か賞を貰ってた気がする。
数週間前、インターネットカフェで同じ北野武の「アウトレイジ」を観たが、私はあまり面白みを感じなかった。
さて、「HANABI」はどんなんだろうと思って観たのだが、感想はアウトレイジと一緒だね。さして面白みを感じなかった。北野ワールドはどうも私には肌が合わない。
■ その夕食、金欠につき
午後、家に帰ると妻がいない。娘の由美に聞くとフィットネスに行ったという。これはきっと遅くなる。
断酒ブログをネットサーフィンしていると、すぐに時間が過ぎて夕方だ。
さて、夕食は何にしようと冷蔵庫を見ると、ウィンナー3本、ちくわ2本、たまねぎ半個、じゃがいも1個、かぼちゃ1/3個があるのみ。ポケットに400円。
さてさて、何を作ろうか。そうだ。久しぶりにオムレツにしよう。で、業務用スーパーに買い物にいった。
400円で買えるものを物色する。
オムレツの必需品、たまご1パック138円、ケチャップ同じく138円。オムレツだけではチト寂しいから、もやし(30円)に納豆(89円)。締めて395円。
ウィンナー、ちくわ、ジャガイモ、かぼちゃをみじんに切って、塩こしょうして炒めあわせ、そこにごはんを足してさらに炒め合わせてケチャップを混ぜ込む。
溶き卵をフライパンに流し込み、炒め合わせたごはんを適当に卵の上にのせて、卵で巻き込む。このときの注意点。決して卵は焼きすぎてはいけない。まだ表面がじゅくじゅくぐらいのほうがいい。まあ、それは人それぞれの好みではあるけどね。
もやしは軽く湯がいて適当に切り、納豆と和えた。これが結構イケるんだ。で、できあがった夕食がこれ。
子らにはチト不足だろうが、まあ、給料前にて許してケロ。
そんなんやったら、インターネットカフェなんかいかずに、夕食代にすればいいのに、との声が聞こえる。本当だね。子らよ許してケロケロ。
北野武のバイオレンス映画に「その男、凶暴につき」という映画があった。
アウトレイジとHANABIを観たから、この映画の内容も大体想像がつく。もう観ようとは思わないが、今日の夕食はその題名をもじって「その夕食、金欠につき」といったところだ。
飲酒欲求はまだ相変わらずで、オムライスを作っている間、冷凍庫のバーボンがかしましかったが、無視してやった。
そういえば、北野武の映画は、アウトローたちが主人公だから、アル中やヤク中がでてきてもおかしくないけど、あまり出てこないね。その方面に北野武の関心はないんだろうか。
■ 妻からの電話
フィットネスに行っている妻から、10時30分過ぎに電話がかかってきた。
「今、富田駅やねん。ねえ、迎えにきてくれへん」
迎えにこいというのは、一緒に飲もうという誘いである。断酒を開始してから始めての誘いである。
いつかはこの関門がくるとは覚悟していたが、とうとうそのときがきた。
何気ない風を装って、断酒を始めたこと(→掲載ページ)と、断酒会に入会したこと(→掲載ページ)を妻に告げているから、ひょっとするとこんなお誘いはもうないかも知れないと思っていたが甘かった。
しかし、覚悟はしていたから、私は「わかった。着替えてすぐいくわ。いつもの店でええんやな」と答えた。
(大丈夫や。おとといのA君と別れた後のあの強烈な飲酒欲求(→掲載ページ)も我慢することができたやないか。今回だって大丈夫、きっと大丈夫や。1回は通らんとあかん道や。早いほうがいい)
そう自分に言い聞かせ、着替えていると、妻から再度の電話である。
妻はあっさりいった。
(やっぱ、今日はやめとくわ。最終のバスで帰る)
私はまったく拍子抜けである。(こんなにしっかり決意したのにそれはないやろ)
人間の心は定まらない。いい加減なものである。
わたしはいった。「ええやん、迎えにいくやん。いつものとこでまっときや」
ちょっと間があって「いや、いい、やっぱりバスで帰る」そういって妻からの電話は切れた。
妻にも何か思うところがあったのだろう。
私の心の中に、このとき、安心と落胆とが交錯したが、なにはともあれこれで、12日目断酒達成である。
1日断酒これあるのみ。
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