断酒日記再び(12/3 Lohasさんのブログ「禁酒プログラム」へのコメ返し)
■ 太鼓腹とおっぱいと天童よしみ
昨日の記事(→掲載ページ)を読んでいて、わざわざ、記事中に私の醜い太鼓腹の写真を掲載する必要はなかったなあと感じています。写真を見て気分の悪くなった人、ごめんなさい。
削除も考えましたが、まあ、いいか。そのままにしておきます。
で、その太鼓腹。これはビール腹です。ここに過去に飲んだビールの残骸がすべて詰め込まれています。
数年前、川柳をよく詠んでいた頃、特に大阪弁川柳が好きで、私はこんな句を詠んだことがあります。
「太鼓腹 そんなんもって どこいくん?」
ちょっととっぽい雰囲気の句で、私は気にいっていたのですが、さして高い評価はいただけませんでした。いいと思うんだけどなあ。
その頃、通っていた立ち呑み屋に、みっちゃんという名前のアルバイトの女の子がいました。細身で、サラサラした髪が特徴的で、狸かキツネかといわれれば明らかにキツネ顔のかわいい子でした。
客のあしらいがうまく、軽妙な会話のできる子で、中年の常連客に人気がありました。
ある寒い日のこと。酔った常連客の一人が、みっちゃんに冗談で見たこともないのにこういいました。
「みっちゃんのおっぱい、こまいな」(注:「こまい」とは古米にあらず、小さいの意)
みっちゃんの答えはふるっています。「ええんよ小そうても。美乳やから」
そこで、詠んだ私の句。
「むちゃこまい? ええんようちのは 美乳やし」
そういえば、インナートリップの下着川柳にこういうのがあります。
「いい胸ね ブラを取ったら いいブラね」
別にブラジャーで思い出したのではありませんが、その立ち呑み屋で酒を飲みながらテレビを見ていたとき、演歌歌手の天童よしみが「珍島物語」を歌っていて、ひらめきを得てこんな句を詠んだことがあります。
「よしみちゃん おたふくかぜは 治らんか」
私は天童よしみが好きで、親しみを込めて詠んだつもりですが、この句もおっぱいやブラジャーの句も、人の身体的特徴を詠っている点において、かなり使用上要注意、セクハラまがいになる可能性があります。注意しなければいけません。
話が太鼓腹からどんどん脱線してしまいした。断酒の話に軌道修正しましょう。
■ ブログ「禁酒プログラム」へのコメ返し
この11月29日にブログ「禁酒プログラム」を立ち上げられたLohasさんから、「はじめまして」とのあいさつコメントがきました(→コメント掲載ページ)。
単なるあいさつコメでしたが、Lohasさんのブログ「禁酒プログラム」を覗きにいって、書かれている内容が無性に気になり、次のようなコメントを返しました。
Lohasさん、こんにちは。コメント、ありがとう。
Lohasさんのブログ「禁酒プログラム」を覗きにいきました。
禁酒に挑まれるとのこと。頑張ってください。
ただ、ちょっと気になることがあります。11月30日の記事にこうあります。
「私は、お酒が大好きなので、末長~く、お付き合いしたい。ドクターストップはいやや、と思ったのが、禁酒をはじめようと思ったきっかけです」
Lohasさんは、ひょっとして、また体の調子が戻ればアルコールを飲もうと考えられているのではないですか? それってかなり危険なのでは。
私は適量飲酒を否定するつもりはありません。そのような飲酒ができる人も大勢いると思うし、そうできる人は末永くアルコールとうまく付き合えばいいと思っています。
でも、アルコール依存者にはそれができないのです。そこが病気なのです。だから、断酒しかアルコールから離れる方策はないのです。
ブログを読む限り、Lohasさんの飲酒歴、飲酒量はかなりのものがあるように見受けられます。
Lohasさんが、適量飲酒はできるけれども、ちょっとこのごろ飲みすぎてるから、しばらく禁酒しようと考えているようだったら、それはかなり甘い考えのように思います。
禁酒ブログまで立ち上げて、禁酒の誓いを立てようとされているのですから、ここは考え方を変えられた方がいいのではないですか。
かくいう私も、まだ断酒してから1ヶ月も経っていないのでえらそうなことはいえません。いつ、再飲酒の道に舞い戻るかわかりません。でも、今、このときは、もう一生、断酒するつもりでいます。
Lohasさん、アルコールの魔手はホンマに強烈でっせ。
底つき経験をした依存者にとっては、もう2度とあんな経験は嫌だとの思いが、断酒継続の大きなモチベーションになっていますが、底つき経験のない依存者にはそれが希薄です。
どうしても、体調がよくなれば、ちょっと飲んでもまた止められると考えて再飲酒に走りやすいということがいえます。既に私もそんな思いを心のどこかに抱いています。
そういう底つきまでいっていない依存者が、断酒を継続するためには、よほどの覚悟がいると私は思います。逆接的な言い方をすれば、底つき経験者に勝る覚悟がなければ、そこそこの禁酒はできても一生涯の断酒継続はできないと思うのです。
きつい言い方ですが、Lohasさんのブログからはその決意が感じられません。中途半端だと思います。
自分には適量飲酒ができるけれども、肝臓など体の調子がイマイチだから、しばらく飲むのを控えようというのであれば、それはそれで一つの考えでしょうが、それでは、このブログ「禁酒プログラム」を息長く書き続けることはできないのではないでしょうか。
つい正直なところを書きすぎたとは思います。このコメント返しを読んで、Lohasさんがどう思われるかを考えると、はじめてのコメ返しで何もそこまで書かなくてもと思わなくはないですが、あえて消さないでおきます。
ほぼ同じ時期に禁酒(私の場合は断酒ですが)をはじめた仲間同士として、これからもよろしく。
■ 断酒4週間の私の心境
ここに書いた内容は、まさに私の今の心境です。今日で断酒4週間。そろそろ体調もよくなりつつあります。
(ひょっとして、この調子やったら、酒を一杯ぐらい飲んでも大丈夫ちゃうか。すぐにまた断酒できるんちゃうか。アルコール依存に陥ったら、何年断酒してても一杯の酒を飲めば元の木阿弥。また、連続飲酒の世界に立ち戻るといわれるけど、それはよほど重篤な底つき経験者のことで、俺程度の依存やったら、また、すぐに断酒を継続できるんちゃうか)
そういう思いが、明らかに心の片隅に形づくられつつあります。あの飲酒時の辛い過去の思い出にも、薄くもやがかかり始めているようです。
この思いをどうすれば消し去り、断ち切ることができるでしょうか。まったくこれは悩ましい。
その1つの方策に断酒会への出席があることは間違いありません。依存者自身の体験、家族の体験を聞くことによって、心の中の記憶にかかりはじめたそのもやを吹き消すのです。記憶を掘り起こし誓いを新たにするのです。そのための断酒会です。
明日は断酒5週目の初日の断酒会。是非に出席しようと思っています。
27日断酒達成。たかが27日、されど27日。1日断酒あるのみ。
■ 今日の弁当
今日の弁当は、出来損ないもいいとこです。ウィンナーは花が開いたように炒めたかったのですが失敗。豚玉もグチャグチャ。わずかにじゃがいもとこんにゃくのキンピラだけがまともです。
電子出版プラットフォーム「パブー」から、田中かわずのペンネームで、400字詰め原稿用紙で10枚程度の短編小説「桜」「みっちゃんへ」「ピヨピヨ」「ベロの辛抱」、中編小説「おばあちゃんへの贈り物」を電子出版しました。無料です。よかったら読んでね。
エッセイ「オレのリハビリ日記」をパブーから有料で電子出版しました。300円です。よかったら買って読んでね。
昨日の記事(→掲載ページ)を読んでいて、わざわざ、記事中に私の醜い太鼓腹の写真を掲載する必要はなかったなあと感じています。写真を見て気分の悪くなった人、ごめんなさい。
削除も考えましたが、まあ、いいか。そのままにしておきます。
数年前、川柳をよく詠んでいた頃、特に大阪弁川柳が好きで、私はこんな句を詠んだことがあります。
「太鼓腹 そんなんもって どこいくん?」
ちょっととっぽい雰囲気の句で、私は気にいっていたのですが、さして高い評価はいただけませんでした。いいと思うんだけどなあ。
その頃、通っていた立ち呑み屋に、みっちゃんという名前のアルバイトの女の子がいました。細身で、サラサラした髪が特徴的で、狸かキツネかといわれれば明らかにキツネ顔のかわいい子でした。
客のあしらいがうまく、軽妙な会話のできる子で、中年の常連客に人気がありました。
ある寒い日のこと。酔った常連客の一人が、みっちゃんに冗談で見たこともないのにこういいました。
「みっちゃんのおっぱい、こまいな」(注:「こまい」とは古米にあらず、小さいの意)
みっちゃんの答えはふるっています。「ええんよ小そうても。美乳やから」
そこで、詠んだ私の句。
「むちゃこまい? ええんようちのは 美乳やし」
そういえば、インナートリップの下着川柳にこういうのがあります。
「いい胸ね ブラを取ったら いいブラね」
別にブラジャーで思い出したのではありませんが、その立ち呑み屋で酒を飲みながらテレビを見ていたとき、演歌歌手の天童よしみが「珍島物語」を歌っていて、ひらめきを得てこんな句を詠んだことがあります。
「よしみちゃん おたふくかぜは 治らんか」
私は天童よしみが好きで、親しみを込めて詠んだつもりですが、この句もおっぱいやブラジャーの句も、人の身体的特徴を詠っている点において、かなり使用上要注意、セクハラまがいになる可能性があります。注意しなければいけません。
話が太鼓腹からどんどん脱線してしまいした。断酒の話に軌道修正しましょう。
■ ブログ「禁酒プログラム」へのコメ返し
この11月29日にブログ「禁酒プログラム」を立ち上げられたLohasさんから、「はじめまして」とのあいさつコメントがきました(→コメント掲載ページ)。
単なるあいさつコメでしたが、Lohasさんのブログ「禁酒プログラム」を覗きにいって、書かれている内容が無性に気になり、次のようなコメントを返しました。
Lohasさん、こんにちは。コメント、ありがとう。
Lohasさんのブログ「禁酒プログラム」を覗きにいきました。
禁酒に挑まれるとのこと。頑張ってください。
ただ、ちょっと気になることがあります。11月30日の記事にこうあります。
「私は、お酒が大好きなので、末長~く、お付き合いしたい。ドクターストップはいやや、と思ったのが、禁酒をはじめようと思ったきっかけです」
Lohasさんは、ひょっとして、また体の調子が戻ればアルコールを飲もうと考えられているのではないですか? それってかなり危険なのでは。
私は適量飲酒を否定するつもりはありません。そのような飲酒ができる人も大勢いると思うし、そうできる人は末永くアルコールとうまく付き合えばいいと思っています。
でも、アルコール依存者にはそれができないのです。そこが病気なのです。だから、断酒しかアルコールから離れる方策はないのです。
ブログを読む限り、Lohasさんの飲酒歴、飲酒量はかなりのものがあるように見受けられます。
Lohasさんが、適量飲酒はできるけれども、ちょっとこのごろ飲みすぎてるから、しばらく禁酒しようと考えているようだったら、それはかなり甘い考えのように思います。
禁酒ブログまで立ち上げて、禁酒の誓いを立てようとされているのですから、ここは考え方を変えられた方がいいのではないですか。
かくいう私も、まだ断酒してから1ヶ月も経っていないのでえらそうなことはいえません。いつ、再飲酒の道に舞い戻るかわかりません。でも、今、このときは、もう一生、断酒するつもりでいます。
Lohasさん、アルコールの魔手はホンマに強烈でっせ。
底つき経験をした依存者にとっては、もう2度とあんな経験は嫌だとの思いが、断酒継続の大きなモチベーションになっていますが、底つき経験のない依存者にはそれが希薄です。
どうしても、体調がよくなれば、ちょっと飲んでもまた止められると考えて再飲酒に走りやすいということがいえます。既に私もそんな思いを心のどこかに抱いています。
そういう底つきまでいっていない依存者が、断酒を継続するためには、よほどの覚悟がいると私は思います。逆接的な言い方をすれば、底つき経験者に勝る覚悟がなければ、そこそこの禁酒はできても一生涯の断酒継続はできないと思うのです。
きつい言い方ですが、Lohasさんのブログからはその決意が感じられません。中途半端だと思います。
自分には適量飲酒ができるけれども、肝臓など体の調子がイマイチだから、しばらく飲むのを控えようというのであれば、それはそれで一つの考えでしょうが、それでは、このブログ「禁酒プログラム」を息長く書き続けることはできないのではないでしょうか。
つい正直なところを書きすぎたとは思います。このコメント返しを読んで、Lohasさんがどう思われるかを考えると、はじめてのコメ返しで何もそこまで書かなくてもと思わなくはないですが、あえて消さないでおきます。
ほぼ同じ時期に禁酒(私の場合は断酒ですが)をはじめた仲間同士として、これからもよろしく。
■ 断酒4週間の私の心境
ここに書いた内容は、まさに私の今の心境です。今日で断酒4週間。そろそろ体調もよくなりつつあります。
(ひょっとして、この調子やったら、酒を一杯ぐらい飲んでも大丈夫ちゃうか。すぐにまた断酒できるんちゃうか。アルコール依存に陥ったら、何年断酒してても一杯の酒を飲めば元の木阿弥。また、連続飲酒の世界に立ち戻るといわれるけど、それはよほど重篤な底つき経験者のことで、俺程度の依存やったら、また、すぐに断酒を継続できるんちゃうか)
そういう思いが、明らかに心の片隅に形づくられつつあります。あの飲酒時の辛い過去の思い出にも、薄くもやがかかり始めているようです。
この思いをどうすれば消し去り、断ち切ることができるでしょうか。まったくこれは悩ましい。
その1つの方策に断酒会への出席があることは間違いありません。依存者自身の体験、家族の体験を聞くことによって、心の中の記憶にかかりはじめたそのもやを吹き消すのです。記憶を掘り起こし誓いを新たにするのです。そのための断酒会です。
明日は断酒5週目の初日の断酒会。是非に出席しようと思っています。
27日断酒達成。たかが27日、されど27日。1日断酒あるのみ。
■ 今日の弁当
今日の弁当は、出来損ないもいいとこです。ウィンナーは花が開いたように炒めたかったのですが失敗。豚玉もグチャグチャ。わずかにじゃがいもとこんにゃくのキンピラだけがまともです。
電子出版プラットフォーム「パブー」から、田中かわずのペンネームで、400字詰め原稿用紙で10枚程度の短編小説「桜」「みっちゃんへ」「ピヨピヨ」「ベロの辛抱」、中編小説「おばあちゃんへの贈り物」を電子出版しました。無料です。よかったら読んでね。
エッセイ「オレのリハビリ日記」をパブーから有料で電子出版しました。300円です。よかったら買って読んでね。
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