断酒72日目 甘いものがとまらない!
■ 断酒72日目
今日(1月17日(木))は断酒72日目。
昨日、断酒71日達成。たかが71日、されど71日。1日断酒あるのみ。
■ あんぱん3個
昨日は断酒例会の日。
前日、お義父さんがしばらくの間入院するというので、嫁さんがお義母さんと一緒に病院まで付き添っていくことになった。で、子らの晩ご飯は私の担当。
職場を午後5時に出、途中、スーパーに寄って買い物をし、超特急で家に帰って、子らの晩ご飯を作った。
メニューは、クリームシチュー、もやしとハムの炒め物、納豆と白菜混ぜである。
できあがって時計を見ると、6時20分。家から断酒例会会場まで20分強で着くから、まだ、若干時間はある。
私は、パンでもかじりながら断酒例会場に向かおうと考え、いつもの業務用スーパーのパンコーナーを立ち寄った。
見ると、ある籠の中に、各種のパンが1個68円で並んでいる。
安いなあ、きっと売れ残りだからだろうと思いつつ物色していると、その籠の中にアンパンが3個が入っている袋を見つけた。
アンパン3個で68円とは! (これは安いわ)そう思ってアンパンを買うことにし、レジに持っていって差し出すと、カウンター嬢がバーコードを通して「158円頂戴します」というではないか。
(えっ!、68円ちゃうんかい)
冷静に考えれば、アンパン3個68円はどう考えてもおかしい。どうやら、誰かが68円の籠の中に間違って入れたものらしい。
しかし、男の沽券にかかわるとは大げさだが、今さら、このアンパンが68円だと勘違いしたから返すとも言い辛い。
で、ここは言葉をぐっと飲み込んでこのアンパン3個を買うことにした。
チャリンコを走らせながら、そのアンパン3個をいっきに食べた。甘いが旨い。でも口の中がネチャネチャしてる。お茶がほしい。
食べながら、私は、今日、読んだブログ「断酒日記」の記事「甘いものがやめられません」(→掲載ページ)を思い出した。
断酒日記は、ここ100日近く断酒を継続されているハンドルネーム「alcoholics」さんの断酒を記録したブログである。
この記事で、alcoholicsさんは、断酒を始めてから甘いものをよく食べるようになって、断酒前より20kg体重が増えたと書いておられる。
そういえば、その名も「断酒ブログ」の管理人さんも、断酒し始めてからとみに甘い物を食べ、飲むようになったと書いておられたと記憶する。
私もそうである。飲酒時にはほとんど甘いものを食べることがなく、ケーキやおはぎなど見るのも嫌だったが、断酒し始めてからは無性に甘いものが欲しくてしかたがない。
家でも職場でも、知らず知らずのうちに、甘い食べ物を物色している自分に気づくことがある。
さすがにalcoholicsさんのように、体重20キロ増はないが、飲酒時よりも若干体重も増えたようである(体重計にのっていないので正確なところはわからない)。
医者からは、糖尿境界型、脂質異常症との診断を下されているのに、これはやばい。
断酒をしたことがきっかけになって、甘い食べ物や飲み物を摂取しすぎて、糖尿になっって合併症を併発、死亡にいたったというのでは笑うに笑えない。
どうすれば、甘いものを我慢できるか。そんなことをこの年になって考えなければならなくなるとは思いもしなかったが、これからは断酒と一緒に節甘食も考えなければならない。
きついこっちゃ。
■ 断酒例会
昨日の例会は、近くのアルコール専門病院の入院患者7、8人、他支部の会員10人余り、支部会員10人余り、合計30余名が出席する盛況ぶりだった。家族会員はいつものように1人。
私は、先週、ズル休みをしていたので、少々間が悪かったが、私の順番がきたとき、昨日のおふくろからの電話のことを話し、ちょっと涙ぐみそうになってしまったよ。
それから、こんなことも話した。
「先週は、つい断酒例会をズル休みしましたが、まだ、昨年の11月に断酒会につながって断酒を始めて3ヶ月あまりしか経っていないのに、早、心のどこかに、確実に、ひょっとしたら、再飲酒しても、またすぐに断酒を継続することができるんやないかという思いが巣くいはじめていることを感じます。先週のズル休みもその思いが表に表れた結果だともいえるようです。
最近は、昨年11月に、もう2度とアルコールは口にしないでいようと決心したその思いを、いつまで心に刻み込んでおくことができるだろうかとよく考えます。
底つきにもいろいろ解釈があるようですが、私の場合は、本当に底をついたのかどうか、よくわからないところがあって、もう2度とあんな思いをしたいないという断酒への動機付けが十分ではないようです。
でも、あのまま飲み続けたならば、必ず、精神的にも、身体的にも、経済的にも、完全に底をつく日がきただろうことは間違いないと感じています。
皆さんの体験談を聞きながら、何度も何度も、あの断酒したときの決意を反芻して、1日断酒で頑張りたいと思っています」
入院患者さんの中には、近々、病院を退院することが決まっている人が多くいて、退院後も、断酒を継続できるかどうかについて不安を口にされていた。入院中に離婚することが決まって、退院後は1人暮らしをすることになっている人もいた。
それぞれに頑張れとエールを送りたい。
■ 今日の弁当
◇ ねぎまみれ卵焼き、かまぼこ、黒豆、プチトマト
いつもの定番、ねぎまみれ卵焼き。かまぼこは正月の残り物、切っただけ。賞味期限が切れてるよ。黒豆は市販品。
◇ 塩ジャケ
焼いただけ。
電子出版プラットフォーム「パブー」から、田中かわずのペンネームで、400字詰め原稿用紙で10枚程度の短編小説「桜」「みっちゃんへ」「ピヨピヨ」「ベロの辛抱」、中編小説「おばあちゃんへの贈り物」を電子出版しました。無料です。よかったら読んでね。
エッセイ「オレのリハビリ日記」をパブーから有料で電子出版しました。300円です。よかったら買って読んでね。
今日(1月17日(木))は断酒72日目。
昨日、断酒71日達成。たかが71日、されど71日。1日断酒あるのみ。
昨日は断酒例会の日。
前日、お義父さんがしばらくの間入院するというので、嫁さんがお義母さんと一緒に病院まで付き添っていくことになった。で、子らの晩ご飯は私の担当。
職場を午後5時に出、途中、スーパーに寄って買い物をし、超特急で家に帰って、子らの晩ご飯を作った。
メニューは、クリームシチュー、もやしとハムの炒め物、納豆と白菜混ぜである。
できあがって時計を見ると、6時20分。家から断酒例会会場まで20分強で着くから、まだ、若干時間はある。
私は、パンでもかじりながら断酒例会場に向かおうと考え、いつもの業務用スーパーのパンコーナーを立ち寄った。
見ると、ある籠の中に、各種のパンが1個68円で並んでいる。
安いなあ、きっと売れ残りだからだろうと思いつつ物色していると、その籠の中にアンパンが3個が入っている袋を見つけた。
アンパン3個で68円とは! (これは安いわ)そう思ってアンパンを買うことにし、レジに持っていって差し出すと、カウンター嬢がバーコードを通して「158円頂戴します」というではないか。
(えっ!、68円ちゃうんかい)
冷静に考えれば、アンパン3個68円はどう考えてもおかしい。どうやら、誰かが68円の籠の中に間違って入れたものらしい。
しかし、男の沽券にかかわるとは大げさだが、今さら、このアンパンが68円だと勘違いしたから返すとも言い辛い。
で、ここは言葉をぐっと飲み込んでこのアンパン3個を買うことにした。
チャリンコを走らせながら、そのアンパン3個をいっきに食べた。甘いが旨い。でも口の中がネチャネチャしてる。お茶がほしい。
食べながら、私は、今日、読んだブログ「断酒日記」の記事「甘いものがやめられません」(→掲載ページ)を思い出した。
断酒日記は、ここ100日近く断酒を継続されているハンドルネーム「alcoholics」さんの断酒を記録したブログである。
この記事で、alcoholicsさんは、断酒を始めてから甘いものをよく食べるようになって、断酒前より20kg体重が増えたと書いておられる。
そういえば、その名も「断酒ブログ」の管理人さんも、断酒し始めてからとみに甘い物を食べ、飲むようになったと書いておられたと記憶する。
私もそうである。飲酒時にはほとんど甘いものを食べることがなく、ケーキやおはぎなど見るのも嫌だったが、断酒し始めてからは無性に甘いものが欲しくてしかたがない。
家でも職場でも、知らず知らずのうちに、甘い食べ物を物色している自分に気づくことがある。
さすがにalcoholicsさんのように、体重20キロ増はないが、飲酒時よりも若干体重も増えたようである(体重計にのっていないので正確なところはわからない)。
医者からは、糖尿境界型、脂質異常症との診断を下されているのに、これはやばい。
断酒をしたことがきっかけになって、甘い食べ物や飲み物を摂取しすぎて、糖尿になっって合併症を併発、死亡にいたったというのでは笑うに笑えない。
どうすれば、甘いものを我慢できるか。そんなことをこの年になって考えなければならなくなるとは思いもしなかったが、これからは断酒と一緒に節甘食も考えなければならない。
きついこっちゃ。
■ 断酒例会
昨日の例会は、近くのアルコール専門病院の入院患者7、8人、他支部の会員10人余り、支部会員10人余り、合計30余名が出席する盛況ぶりだった。家族会員はいつものように1人。
私は、先週、ズル休みをしていたので、少々間が悪かったが、私の順番がきたとき、昨日のおふくろからの電話のことを話し、ちょっと涙ぐみそうになってしまったよ。
それから、こんなことも話した。
「先週は、つい断酒例会をズル休みしましたが、まだ、昨年の11月に断酒会につながって断酒を始めて3ヶ月あまりしか経っていないのに、早、心のどこかに、確実に、ひょっとしたら、再飲酒しても、またすぐに断酒を継続することができるんやないかという思いが巣くいはじめていることを感じます。先週のズル休みもその思いが表に表れた結果だともいえるようです。
最近は、昨年11月に、もう2度とアルコールは口にしないでいようと決心したその思いを、いつまで心に刻み込んでおくことができるだろうかとよく考えます。
底つきにもいろいろ解釈があるようですが、私の場合は、本当に底をついたのかどうか、よくわからないところがあって、もう2度とあんな思いをしたいないという断酒への動機付けが十分ではないようです。
でも、あのまま飲み続けたならば、必ず、精神的にも、身体的にも、経済的にも、完全に底をつく日がきただろうことは間違いないと感じています。
皆さんの体験談を聞きながら、何度も何度も、あの断酒したときの決意を反芻して、1日断酒で頑張りたいと思っています」
入院患者さんの中には、近々、病院を退院することが決まっている人が多くいて、退院後も、断酒を継続できるかどうかについて不安を口にされていた。入院中に離婚することが決まって、退院後は1人暮らしをすることになっている人もいた。
それぞれに頑張れとエールを送りたい。
■ 今日の弁当


◇ ねぎまみれ卵焼き、かまぼこ、黒豆、プチトマト
いつもの定番、ねぎまみれ卵焼き。かまぼこは正月の残り物、切っただけ。賞味期限が切れてるよ。黒豆は市販品。

◇ 塩ジャケ
焼いただけ。

電子出版プラットフォーム「パブー」から、田中かわずのペンネームで、400字詰め原稿用紙で10枚程度の短編小説「桜」「みっちゃんへ」「ピヨピヨ」「ベロの辛抱」、中編小説「おばあちゃんへの贈り物」を電子出版しました。無料です。よかったら読んでね。
エッセイ「オレのリハビリ日記」をパブーから有料で電子出版しました。300円です。よかったら買って読んでね。
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