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断酒84日目 アルコール依存症てどんな病気? - 最近のトピックスや弁当作り・断酒生活そのほかもろもろ日記

断酒84日目 アルコール依存症てどんな病気?

■ 断酒84日目

 今日(1月29日(月)は断酒84日目。

 
昨日、断酒83日達成。たかが83日、されど83日。1日断酒あるのみ。

■ アルコール依存症ってどんな病気?

 病に打ち勝つためには、その病の実態を把握しておくことがとても大切である。そう思い、これから私なりに理解したアルコール依存症という病気について、あれこれこのブログに、自分の言葉で書きとどめておこうと思う。まあ、一種の手控えみたいなものである。
 
 まずは「アルコール依存症ってどんな病気?」

■ アルコール依存症の2つのポイント

 単なる大酒飲みのことを、アルコール依存と考えている人がいるがそれは違う。アルコール依存症は、アルコールを飲むことをコントロールできない、飲まずにはいられない病気(精神疾患)である。

 アルコール依存症は、例えば心臓の一部に障害がでている、胃に潰瘍があるといった臓器の病理学的所見によってではなく、酒を適量でとめることができない、酒を飲むと異常行動をとるようになる、酒を止めると手が震えるなどといった臨床的な症状や経過によって診断される。

 アルコール依存症かどうかの診断のポイントは次の2つ。

○ 飲酒を自らコントロールできているかどうか。
○ 飲酒をやめると、精神的、身体的になんらかの不快な症状(幻覚や手の震えなど)がでるかどうか。


  つまりは、アルコール依存症は、自ら飲酒をコントロールできず、飲酒をやめると精神的、身体的に異常や障害が生じる病気のことである。

■ 一般的なアルコール依存症のイメージ

 アルコール依存は一部の酒好きな人間がなるもので、大酒のみや飲んだくれ=アルコール依存症、生活破綻者、浮浪者=アルコール依存症と考えている人がいる。

 アルコール依存症者といえば、いつも飲んだくれて汚い格好をして町中を徘徊しているというイメージを抱く人がいる。

 また、自分で好んで酒を飲み続けて依存症に陥ったのだから、強い意思さえもてば酒を止めることができるはずだ。飲酒をコントロールできなくなるのは、その人の意思が弱いからで、その人に全責任がある、と考える人がいる。
 
 このようなアルコール依存症に抱く一般的なイメージや考え方が、アルコール依存症の理解を困難にし、依存症者に対する偏見を助長することにつながっている。

 しかし、社会的に立派に役割を果たし、活躍している人の中にも驚くほどのアルコール依存者がいる。アルコール依存かどうかは、姿格好や生活様式などで判断することはできない。

 アルコールの飲酒がちゃんと自身でコントロールできているかどうかがポイントになるのである。

 アルコール依存症は、酒好きな一部の人間だけではなく、誰でもがかかりうる可能性のある病気である。


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■ なぜ、飲酒をコントロールできなくなるの?

 アルコール(エチルアルコール)は、麻薬、覚せい剤、たばこ、睡眠剤などと同じく、依存性のある薬物の一種である。

 一般に依存を引き起こす薬物の代表的なものとしては、覚醒剤や大麻、コカイン、シンナーなどがあるが、アルコールはその中でももっとも身近にある薬物である。

 このような依存性を持つ薬物を常態的に摂取し続けると、人はそのものなしでは日常生活を送ることができなくなる。遂にはその人の存在そのものを薬物に依存する状態が生まれてきて、人はその薬物の摂取をコントロールできなくなるのである。

■ アルコールの精神的依存と身体的・生理的依存

 依存には精神的依存と身体的・生理的依存の2つがあるといわれる。

◇ 精神的依存

 一般に、精神的依存とはそのものに何かを精神的に頼ることを意味する。そのレベルも何かに支えられてるという感じの軽い場合から、そのものや人がなければ生きていけないといった重度の場合まで幅が広い。

 アルコールにおける精神的依存のレベルも、アルコールをときにはちょっと口にしたいと思う軽い場合から、アルコールを飲まなければ不安で不安で仕方ない、生きてはいけないといった重度の場合まである。

 アルコール依存状態における精神依存は、アルコールを飲まないと精神的に不快なイライラ感や欲求不満、不眠などの障害がでてくるまでに高まっている。

 アルコール依存症においては、まずこの精神的依存が起こり、それが身体的・生理的依存につながっていくと考えられている。

◇ 身体的・生理的依存

 身体的・生理的依存は、そのものへの精神的依存が進み、そのものを摂取することを止めると身体的・生理的な影響が出始める状態になることをいう。

 アルコールに身体的・生理的に依存するようになると、飲酒を止めれば、手や身体が震える・イライラする・汗をかくなどの禁断症状が起こってくる。

 そこで、この禁断症状を鎮めるためにアルコールを常飲し、その結果さらに依存性を増すという限りない悪循環におちいることになる。

 今回のポイント

○ アルコール依存症は飲酒を自分でコントロールできない病気である。
○ アルコール依存状態になると、飲酒をやめればいろいろな禁断症状がでてきて、それを鎮めるためにさらに飲酒するようになる。


 次回は、「アルコール依存症が否認の病気と呼ばれる意味は?」について考えてみます。



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