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断酒96日目 飲酒抑制剤 - 最近のトピックスや弁当作り・断酒生活そのほかもろもろ日記

断酒96日目 飲酒抑制剤

■ 今日(2月10日(日)は断酒96日目

 昨日、断酒93日達成。たかが93日、されど93日。1日断酒あるのみ。

■ 飲酒欲求を抑える薬

 日本製薬が薬事審議会に承認申請していた飲酒欲求を抑える薬「レグテクト」が承認された。

 日本製薬がこの薬を承認申請するにいたった経緯については、
日本施薬のホームページにこうある。以下、引用する。

 アルコール依存症患者の断酒補助剤の製造販売承認申請に関するお知らせ
 
 日本新薬は、2003年にフランスのメルクサンテ社(現メルクセローノ社、本社:スイス)より導入し、国内で開発を進めてまいりましたアルコール依存症患者の断酒補助剤(国内開発記号:NS-11、一般名:アカンプロサートカルシウム)について、本日、厚生労働省に製造販売承認申請を行いましたのでお知らせします。

 アルコール依存症は、精神作用物質に対する依存症候群の1つであり、その患者さんは、飲酒に対して抵抗できない強い欲望が生じるといわれています。アルコール依存症の最終的な治療目標は、飲酒中心の生活から脱却して健康的な家庭生活や社会生活を取り戻すことであり、そのためには生涯断酒が必要とされています。

 本剤は、中枢神経系に作用し、アルコール依存で亢進したグルタミン酸作動性神経活動を抑制することで、アルコール依存症患者の飲酒に対する欲求を抑制すると考えられています。既に欧米をはじめ約30ヵ国で販売されていますが、国内では、2010年5月に厚生労働省より医療上必要性の高い未承認薬として開発の要請を受けた薬剤です。

 国内で実施された臨床試験においても、本剤は、カウンセリングなどの精神療法や自助グループへの参加をはじめとした心理社会的治療の補助として使用することにより、断酒の成功率(投薬24週間後の完全断酒率)で、プラセボ群に対して有意に高い効果が確認されました。

 国内のアルコール依存症患者は、約80万人といわれていますが、これまで抗酒薬以外に薬剤が存在せず、新しい薬剤の開発が待ち望まれていました。

 当社は、本剤を早期に医療現場に提供することで、日本におけるアルコール依存症治療に貢献したいと考えています。(2012.3.17)


 この申請には、私には耳慣れない言葉は2つ出てくる。1つは「グルタミン酸作動性神経活動」。もう1つは「プラセボ群」。

 調べてみる。

 グルタミン酸とは、
ウィキペディアによれば「タンパク質構成アミノ酸のひとつで、非必須アミノ酸。動物の体内では神経伝達物質としても機能しており、グルタミン酸受容体を介して神経伝達が行われる、興奮性の神経伝達物質である。」とある。

 これだけでは、グルタミン酸作動性神経活動がなんのことやらさっぱりだが、アルコール依存状態になるとこの活動が亢進されてアルコールを摂取したくなるから、この活動を抑えれば飲酒欲求も抑えられますよ、ということのようだ。

 それ以上の説明は私の手に余る。

 プラセボ群とは、「被験者の思い込みによる影響を排除するために、試験物質の代わりに人体に影響の出にくい物質を配合して、試験食と区別のつかないようにしたものを摂取させたグループ。試験で得られた結果が試験食によるものなのかどうかを明らかにするために用いられる。」(
→参照)とある。

 これはわかる。要するに、被験者にどんな効用のある薬剤か知らさないでその薬剤を飲ませた結果、被験者はその薬剤が持っていた効用を感じるという結果が得られたということだろう。

■ 飲酒欲求抑制剤「レグテクト」の効用

 この薬が、2月7日、薬事審議会で承認された(→記事)。薬品名は「レグテクト」。

 断酒ブログを見ていると、この薬の承認を高く評価している人もいれば、? をつけている人もいる。

 私は、アルコール依存症だが、幸いにもこれまで嫌酒剤などの薬を服用しないで断酒を続けてきているので、正直なところ、よくわからないのだが、この薬にはなんとなくを感じる。

 なぜだろう。単なる思い込みだけか。欧米では一般に使用されていて、その効用も確かめられているということだから、問題はなさそうだが…。

 いつから販売されるかはまだわかっていないが、この薬は、他の抗酒剤同様、医者の処方が必要なのだろうか、それとも薬局で一般的に市販されるということがあるのだろうか。無知ゆえにわからない。

 誰か、飲酒抑制剤に詳しいブロガーがいれば教えてください。




        


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