通勤途上のワンちゃんたち
■ 次郎長に太郎に花子
私は家から職場まで、毎日、チャリンコで約40分ほどかけて通っている。
途中、大通りから安威川と呼ばれる川に沿って農道に入る。その道が学校への近道になっているのである。
狭い砂利道で、向かって右手に安威川が流れ、左手が短い土手になっている。その土手の下に人口の溝があり、その向こうは民家である。
その溝のすぐ上に、誰かが置いているのだろう、陶器のワンちゃんが3匹並んでいる。
まるで、土手道を急ぐ私たち通勤サラリーマンを見送ってくれているようだ。
私は、この3匹のワンちゃんに勝手に名前をつけて、毎日、心の中で声をかける。
「昨日もアルコールは飲まなかったで」「今日も頑張るからな」
手前のワンちゃんから紹介しよう。
次郎長である。なんで次郎長か。その昔、田舎に住んでいた頃、買っていた猫の名前なのである。
次郎長はメス猫だったが、私が寝ていると私の頭をカリカリ掻いて、布団の中に入れてくれとよく催促したっけ。ある日、車にはねられて死んだ。その日、私は1日中泣いた。
「次郎長、今日も元気そうやな」
次が太郎。ちょっと気が弱そうだ。「太郎、泣いたらあかんで」
最後が花子。「ハナちゃんはきょうもかわいいね。ちょっと下膨れやけど」
3匹とも、毎日、私に「断酒、がんばれ」と声をかけてくれる。優しいこっちゃ。
私は家から職場まで、毎日、チャリンコで約40分ほどかけて通っている。
途中、大通りから安威川と呼ばれる川に沿って農道に入る。その道が学校への近道になっているのである。
狭い砂利道で、向かって右手に安威川が流れ、左手が短い土手になっている。その土手の下に人口の溝があり、その向こうは民家である。
その溝のすぐ上に、誰かが置いているのだろう、陶器のワンちゃんが3匹並んでいる。
私は、この3匹のワンちゃんに勝手に名前をつけて、毎日、心の中で声をかける。
「昨日もアルコールは飲まなかったで」「今日も頑張るからな」
手前のワンちゃんから紹介しよう。
次郎長である。なんで次郎長か。その昔、田舎に住んでいた頃、買っていた猫の名前なのである。
次郎長はメス猫だったが、私が寝ていると私の頭をカリカリ掻いて、布団の中に入れてくれとよく催促したっけ。ある日、車にはねられて死んだ。その日、私は1日中泣いた。
「次郎長、今日も元気そうやな」

次が太郎。ちょっと気が弱そうだ。「太郎、泣いたらあかんで」

最後が花子。「ハナちゃんはきょうもかわいいね。ちょっと下膨れやけど」

3匹とも、毎日、私に「断酒、がんばれ」と声をかけてくれる。優しいこっちゃ。
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