忍者イチロー

(フェンスを駆け上がるイチロー)
■ 忍者イチロー
ヤンキースのイチロー外野手が、後半戦初戦となった7月18日(日本時間19日)のレッズ戦、1点リードで迎えた3回、相手打者のブライアン・ペーニャが放ったライトへと高く舞い上がる飛球を追いかけて魅せました。
右翼ポール近くの約2.5メートルのフェンスを駆け上がったのです。
打球は、右翼席の4~5列目あたりに落ちたため、キャッチすることこそできませんでしたが、イチローのこの忍者のような動きに、本拠地ヤンキースタジアムは騒然となりました。
フェンスの高さは約2.5メートル。フェンス幅が50センチメートルです。確かに勢いをつけて駆け上れば、50センチ幅のフェンスの上に立ち上がることはできるかもしれないですね。
ホームランに対して、イチローがフェンスを駆け上がろうとしたことは何度かあり、試合前の練習中にも時折、そんな動きを見せているそうですが、これまでさすがにフェンスに完全に登りきることはありませんでした。
でも、どうやら、イチローの頭の中には、そんなイメージがわいているようです。
イチローはこの信じられないプレーを、どうやら本気で実現しようとしているらしいですね。もしフェンスの上に立ち上がって、ジャンプ一番飛び上がり、ボールを好捕して、そのまま観客席に飛び込んだなら、それってアウト、それともホームラン?
イチローならやってくれそうですね。 審判も今から判定をどうするか考えておいたほうがいいかも。
■ 今期のイチローの活躍
イチローは、今季開幕前はトレード要員とされ、代打、代走、守備固めなどの出場が続いていましたが、徐々に実力を発揮。
アルフォンソ・ソリアーノとライトのポジションを分け合うようになり、最終的に、今期大不振のソリアーノが戦力外となったことで、ライトのレギュラーポジションを獲得しています。
打率も3割に近い高打率をマーク。通算3000本安打という偉業も見えは始めました。
すごい男です。頑張れ、イチロー!
■ レーザービーム
イチローの守備で思い出すのは、メジャーデビューを果たしたばかりの、2001年4月11日のアスレチックス戦。
8回1死1塁でライト前へのヒットを捕球すると、150キロは出ていようかという矢のようなボールを、3塁へノーバウンドでストライク送球。1塁走者のテレンス・ロングをアウトにして、観客の度肝を抜きましした。
アナウンサーはレーザービームと連呼したのです。
(当時の動画)
ボストンの地元ケーブル局NESN(電子版)が選ぶ、メジャー史上最高の補殺という動画コーナーで、常にベスト5に入っているそうです。
まさに、イチローは日本の生んだレジェンドですね。

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