土用丑の日、うなぎの日
■ 土用丑の日、ウナギの日
7月29日(火)は土用丑の日ですね、土用丑の日といえば、いわずと知れたウナギ。
でも、ここのところのウナギの値段は異常ですね。国産だとスーパーでも1パック2000円を軽く越えます。中国産でも1000円はザラ。一昔前とは比較になりません。
これは、国際自然保護連合(IUCN)が、ニホンウナギを、6月12日に発表した「レッドリスト」の最新版で、絶滅危惧種として掲載したことにも原因がありそうです。
■ ウナギの思い出
私は愛媛県の、今は東予郡といいますが、当時、東宇和郡城川町と呼ばれていた高知県境に山間僻地に生まれ育ちました。
村の中央部には、肱川に流れ込む黒瀬川と呼ばれる渓流が流れていて、小学生から中学生にかけて、夏場にはよくウナギの仕掛け釣りをしたものです。
タコ糸を2メートルほどに切り分け、最先端に釣り針を括りつけて、釣り糸をつくります。昼間のうちにハスなどの小魚を採っておいて、数センチ幅に切り分け、釣り針にさします。
これを50本ほどつくり、夕方、薄暗闇の中で、渓流の下流部から上流部にかけて、いかにもウナギの棲んでいそうな岩陰などに仕掛けておくのです。
翌日の朝まだきに、この釣り針を上げにいくことの楽しみ。
当時、肱川の下流部、中流部には大きなダムができていましたから、上流部にあがってくるウナギは激減してはいましたが、それでも50本のうちの2本ほどにはウナギがかかっていました。
特にウナギの側帯に、つぶつぶのある大きなウナギはごまウナギと呼ばれて、高く売れたものです。
私は、ウナギが釣れると、村の庄屋さんに持っていって買ってもらい、これを小遣いにするのでした。
自身で食べたことは一度も記憶にありません。というのも、当時は、ウナギがそんなにうまいものだとは知りもしませんでしたからね。
今となっては懐かしい思い出です。
■ ウナギの生態
ウナギの生態は、今でも謎に満ちています。
ウナギの生まれ故郷は、マリアナ海溝だということまではわかっています。マリアナ海溝には、富士山の高さほどの海山が3連山続いていて、ここがウナギの生まれ故郷だというのです。
この海山で生まれたシラスうなぎは、何年かかけて太平洋を泳ぎに泳ぎ、日本の河口にたどり着き、川をさかのぼっていくのです。
そして、成魚に成長し、今度は逆に川の上流部から河口、河口から太平洋と長旅にでて、ふるさとのマリアナ海講の三連山に帰っていくのでした。
■ ウナギの食べ方
日本人ほど、ウナギが好きな民族はありません。
ホンマにうなぎはうまいでんなあ。
まずは、やっぱりウナ丼。甘辛いたれをしっかりつけて焼き上げたうなぎのあの味。ウナ重、蒲焼、ウザク、ウナ吸い、それに名古屋名物、ひつまぶし。ひまつぶしとはちがいまっせ。
少々、高くてもやっぱりウナギ。土用丑の日はみんなでウナギをたべよう。
それにしても、日本人にとっての食用としてのウナギと自然保護の必要性。日本人も大きな課題を突きつけられますなあ。
ひまつぶしではありません、ひつまぶし。名古屋の名産です、おいしいですよ。
7月29日(火)は土用丑の日ですね、土用丑の日といえば、いわずと知れたウナギ。
でも、ここのところのウナギの値段は異常ですね。国産だとスーパーでも1パック2000円を軽く越えます。中国産でも1000円はザラ。一昔前とは比較になりません。
これは、国際自然保護連合(IUCN)が、ニホンウナギを、6月12日に発表した「レッドリスト」の最新版で、絶滅危惧種として掲載したことにも原因がありそうです。
私は愛媛県の、今は東予郡といいますが、当時、東宇和郡城川町と呼ばれていた高知県境に山間僻地に生まれ育ちました。
村の中央部には、肱川に流れ込む黒瀬川と呼ばれる渓流が流れていて、小学生から中学生にかけて、夏場にはよくウナギの仕掛け釣りをしたものです。
タコ糸を2メートルほどに切り分け、最先端に釣り針を括りつけて、釣り糸をつくります。昼間のうちにハスなどの小魚を採っておいて、数センチ幅に切り分け、釣り針にさします。
これを50本ほどつくり、夕方、薄暗闇の中で、渓流の下流部から上流部にかけて、いかにもウナギの棲んでいそうな岩陰などに仕掛けておくのです。
翌日の朝まだきに、この釣り針を上げにいくことの楽しみ。
当時、肱川の下流部、中流部には大きなダムができていましたから、上流部にあがってくるウナギは激減してはいましたが、それでも50本のうちの2本ほどにはウナギがかかっていました。
特にウナギの側帯に、つぶつぶのある大きなウナギはごまウナギと呼ばれて、高く売れたものです。
私は、ウナギが釣れると、村の庄屋さんに持っていって買ってもらい、これを小遣いにするのでした。
自身で食べたことは一度も記憶にありません。というのも、当時は、ウナギがそんなにうまいものだとは知りもしませんでしたからね。
今となっては懐かしい思い出です。
■ ウナギの生態
ウナギの生態は、今でも謎に満ちています。
ウナギの生まれ故郷は、マリアナ海溝だということまではわかっています。マリアナ海溝には、富士山の高さほどの海山が3連山続いていて、ここがウナギの生まれ故郷だというのです。
この海山で生まれたシラスうなぎは、何年かかけて太平洋を泳ぎに泳ぎ、日本の河口にたどり着き、川をさかのぼっていくのです。
そして、成魚に成長し、今度は逆に川の上流部から河口、河口から太平洋と長旅にでて、ふるさとのマリアナ海講の三連山に帰っていくのでした。
■ ウナギの食べ方
日本人ほど、ウナギが好きな民族はありません。
ホンマにうなぎはうまいでんなあ。
まずは、やっぱりウナ丼。甘辛いたれをしっかりつけて焼き上げたうなぎのあの味。ウナ重、蒲焼、ウザク、ウナ吸い、それに名古屋名物、ひつまぶし。ひまつぶしとはちがいまっせ。
少々、高くてもやっぱりウナギ。土用丑の日はみんなでウナギをたべよう。
それにしても、日本人にとっての食用としてのウナギと自然保護の必要性。日本人も大きな課題を突きつけられますなあ。
ひまつぶしではありません、ひつまぶし。名古屋の名産です、おいしいですよ。
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